ブログ

2018.03.06

[142]裁量労働制

今回のテーマは「裁量労働制」。聞いたことがある、という人もいらっしゃるかもしれない。

これについては様々な議論がなされているが、今の日本でこの考え方をいきなり導入するのは絶対にダメだ。恐らく際限なく仕事が増えてしまう。某塾では専任講師で残業代がないので、散々こき使って、その先生は体調を崩してしまった、という実例がある(注:某塾は関学ゼミナールではナイ)。「裁量労働制」で懸念されているのはきっとこういうことであろう。仕事量に合わせて給料を設定すればよいが、その基準が分からない(もしくは決められない)ので、「時間」で設定しているのであろう。

ただもう少し、「裁量労働制」のような考え方を導入してもいいのではないかと思っている。「時間労働制」に縛られ過ぎではないか。これについては拙者ブログ「[139]中身で勝負しよう」で述べたとおり「時間労働制」だと非効率のほうが給料がよくなるからだ。17時で帰宅する学校の先生に苦言を出すとかいう人がいるという記事を読んだことがあるが、働く時間が多ければそれでいいという考え方は間違っている。17時で帰宅するのに間違いなど何もナイ。むしろ効率よく仕事ができたと考えてもいいのではないか。

私の例だと、先週土曜日に夜10時半くらいまでテスト前の生徒の対応をした。残って勉強をしていたのである。これで「残業代をくれ」というのは論外。文句があるなら時間内にちゃんと理解させればよいからである。しかし、この日は「テスト対策」で私一人で10人程度の生徒、しかも全員が内容の違うことをしている、と言ってもいい状態で、個別対応をするから細部まで行き届かないこともある。そのうえで「私は残って勉強するから教えてほしい」と言われるのは、考えようによってはちゃんと理解させるには打って付けだとも言える。
ただ、贅沢を言えば夜遅すぎるのはちょっと⋯

勉強は「裁量労働制」でないといけない。多い時間勉強したので満足しているようではダメで「達成」して初めて満足してほしい。

最後までお読みくださりありがとうございます。
このブログでは、コメントを受け付けております。右にある「コメント」をクリックして書き込んでください。
(I)

ページのトップへ
© 関学ゼミナール All Rights Reserved.