ブログ

2018.02.22

[138]練習は厳しく、本番は甘く

そろそろ入試の結果が入り、こちらも喜ぶ結果もあれば残念なものもある。とりあえず、中3生全員の第1志望合格が確定したところで、関ゼミでただ一人、受験学年である小6、中3、高3、すべての学年を担当した私からの感想を述べてみたいと思う。
「自分が受ける学校の過去問をやったことがありません」という人はさすがにいないだろう。ところが私は自分が行った大学の過去問を実は一度も解いたことがない。今の人たちならあり得ないか⋯。

話が脱線したが、過去問を採点している私に苦情が。
「そこは×じゃなくて△にして」「そこは〇でしょ」のような。
でも、よく考えてほしい。過去問はあくまで過去問。そこでどんなに高得点をとっても本番で高得点をとれる保証はない。ましてや私を説得したところで意味のない得点アップだという気がする。
過去問をやっているときは厳しい採点でも文句を言わないようにしてほしい。
なぜか。「文句を聞くのが嫌だから」。違う。それは「本番でそれより厳しい採点はナイ」ようにするべきだからである。つまりこれより悪い点数にはならないという状態なのだ。
入試での採点基準は私にもわからない。だからこそ最低の点数になる採点をしておけば、それでも合格可能圏にいることでより合格が近づく。逆に甘い採点で合格圏にいても本番で厳しい採点にあってしまったら合格に手が届かない。

別件だが、規則を決めて過去問を解かせると「予習」をする人が登場する。
「予習」して過去問を解いて高得点をとれても意味がまったくナイ。
次の受験学年(小5、中2、高2)の皆さんは何のために過去問を解いているかをよくよく考えてもらいたい。

私が習っていたそろばんの先生は、「九九を覚えていない生徒に対して、練習の時は九九表を見ないように指導し、試験の時は九九表の使用を認める」というように練習の時より試験の時の方が条件を甘くしていた。それは逆ではないかと思ったこともあったが、なぜそうしているのかが分かった。

最後までお読みくださりありがとうございます。
このブログでは、コメントを受け付けております。右にある「コメント」をクリックして書き込んでください。
(I)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

戻る

ページのトップへ
© 関学ゼミナール All Rights Reserved.