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2018.08.20

[176]過去の思い出は美化される傾向にある

個人的な話で始まるが、先日、ラジオで「バンザイ~好きでよかった~」という歌を聞いた。ウルフルズの曲である。ご存知の方もいらっしゃるかも。
これは私が大学を卒業して働き始めた頃に聞いていた懐かしい曲である(トシが分かる?)。

この曲を聴いていた当時のことを思い出した。

当時の私は塾講師ではなくいわゆる普通の「会社員」(今も会社員だが)、いや、宿直があるので普通とは少し違うか。
この会社は合わないと思い、早々に退職してその年の秋(9月)に塾講師デビューしたいきさつがある。なお、退職した会社は決して悪いところではナイ。私と合わなかっただけだ。念のため。

ところでこの会社に入ってよかったか?という質問を受けると、「まあまあ良かった」という答えになるだろう。

当時の私は強く悩んでいた。大学を卒業して入社したばかりの会社を早々に辞めてしまうのはいいのかどうか。しかし我慢の限界はそう遠くなく、5月下旬(6月?)にその会社の副理事長(当時)という役職の人に退職を考えていることを伝えた。そのときは「まだ入社したばかりだし、辞めるのは早くないか」と言われ、とりあえず保留。しかし、その後1か月程度で私が再び退職の意向を示したので、副理事長も首を縦に振らざるを得なくなり、退職は了解される。書類上の退職日は8月20日であるが、8月10日あたりから出社していなかった。引き継ぎが終わっているので、出社しても私のする仕事はもう存在しない。ヘタに新しい仕事をもらってしまうと、私も会社に残る人たちも困るので、休暇を消化することにした。

しかし考えてみると、散々悩んで、我慢の限界を超えないようと相当労力を使って、辞めたはずなのに「まあまあ良かった」と思うのはなぜだろう。

時間が経てば過去の話は都合の良い方向に書きかえられていくように思う。年配の人が「昔はよかった」というのもそのあたりがあるだろう。かくいう私も[115]サウダージのように「昔はよかった」と書いているが。

皆さんも「昔はよかった」と思うことがあるかもしれないが、それは本当に「今が良くなさすぎる」なのか、「単に昔が美化されているだけ」なのか、考えてみてほしい。

最後までお読みくださりありがとうございます。
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