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2018.11.19

[206]自分の立場をわきまえよう

大相撲の横綱・稀勢の里が初日から4連敗を喫して休場に追い込まれた。

まず、横綱という地位に少し触れておこう。ご存知の皆様は===の部分を飛ばしてもらっても差し支えない。

===ココから===

横綱は相撲の最高地位である。優勝したからすぐになれる地位ではなく、横綱審議委員会諮られて心技体のすべてがふさわしいと判断されて初めてなることができる地位。しかし、実際のところは横綱の一つ下の地位である大関で2場所連続優勝かそれに準ずる成績を収める、が横綱昇進の目安になっている。横綱はその地位から落ちることはナイが、勝つことが求められ、15日間で10勝が最低ライン。過去に15日間で8敗を喫した力士は2人しかなく、成績が悪いと休場に追い込まれるのが普通。要は横綱で成績が悪いとみっともないので、半強制的に排除されてしまう。さらに、成績の悪い状態でずっといると引退勧告を受ける。つまり、落ちないから安住できるのではなく、勝てないと排除される如く引退に追い込まれる地位である、ということだ。

===ココまで===

横綱なので、結果を出さなければいけない。しかし、この力士は、横綱が何たるかを分かっていないような気がする。初日から4連敗は史上初の記録。なぜ史上初かははっきりしている。歴代の横綱は2連敗or3連敗を喫した時点で休場するからだ。横綱が醜態を晒すようではまずいので、適当な理由をつけて休場している。

ところが、稀勢の里は4日目も出場した。

出場することに賞賛の声もあるようだが、私は逆。横綱という立場を考えてこれ以上歴代の人たちが築き上げてきたものに泥を塗るようなことはやめるべき。横綱は勝てなくなったらもう終わり。潔く身を引くのは筋だ。いつも申していることだが、結果がすべてである。

このような自分の今の状況が分かっていないというのは困ったものである。関ゼミだと、受験生なのに、テスト前なのに塾にいるだけで、無駄話をずっとしている人、スマホ使用に忙しい人を見かける。正直呆れている。置かれている状況をしっかり自覚してほしい。

私が「見捨ててもいいか」と思わせるような行為をしている人は反省を。気づいていない人はもっとまずい。早く気づいてください。私が「見捨てる」前に(前回と同じ締めで)。

最後までお読みくださりありがとうございます。
(I)

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